HPは最近、本格的なゲーム用パソコンを作り始めている。ぼくがレビューを書いたラップトップOMEN 17や、Maingearのキューブ型デスクトップなどは、その好例だ。でもOMENシリーズの最高のハイエンド機と言えるOMEN Xに関しては今日(米国時間8/22)やっと、新シリーズが2機種登場した。
OMEN Xの新しいラップトップは、15インチと17インチの2機種だ。どちらもNVIDIA G-Syncを搭載し、オプションでオーバークロックされたNVIDIA GTX 1080グラフィクスカードを使える。RAMやSSDの増設など、面倒な拡張をやりたい人は、Philips製の専用ドライバーを使って自己責任でパネルを開けること。
ぼくの唯一の、個人的な不満は、Intel Coreの第八世代が載ってないことだ。どんなに新しくてテスト不十分でも、やはりゲーム機のチップは最新世代を使いたいね。
ベースモデルは1999ドルで1080のディスプレイ、RAM 16GB、HDD 2基(256GB/1TB)、そしてCore i7-7700HQプロセッサーだ。オーバークロックできるCore i7-7820HK搭載機もある。もちろん、お高い。
そのほかの仕様は、この種のハイエンド機として予想どおりだ。プログラマブルでバックライト付きのメカニカルキーボード、各種揃ったポート、そしてGPUとRAMのオーバークロックがサポートされている。
OMEN Xラップトップは11月にHPとパートナーのサイトから直販で発売される。お値段は1999ドルからだ。