Instagramの広告主がまた倍増した。
Facebook傘下の写真・ビデオ共有サービスは、月間アクティブ広告主が100万社に達したと発表した。昨年9月は50万社、わずか1年前には20万社だった。
成長の理由の一部はInstagramの利用者が増えたという単純な事実に帰せられるだろう。1月時点で毎日4億人が利用している。しかし、Instagramの広告ビジネスを束ねるJames Quarlesは、同プラットフォームが多くのユーザーを集めているだけではなく、いくつか重要な点で際立っているという。
第一に、Instagramは人々が自分の情熱を追求する場であり、それは「好きなミュージシャンをフォローするというようなごく普通のこともあれば、キャンディーアートのようなニッチな対象もある」と彼は言う。Instagramに広告を出すことが企業にとって有利であることを示す理由のひとつは、ユーザーの80%が企業をフォローしていることだ。
第2に、Instagramの「使いやすさとシンプルさ」がある。例えば「わずか4タップで企業プロフィールに広告を掲載できる」とQuarlesは言った。
最後に、Instagramは「目に見える行動を生み出す」と彼は言う。これは、写真にいいね!をつけたりアカウントをフォローすることだけではなく、企業のウェブサイトを訪れたり商品を買うよう促すこともできるという意味だ。
Quarlesは本誌の取材を機に継続する同社の成長を自慢しただけではない。彼は広告主向けに追加する予定の新機能についても話した。例えば、複数画像の投稿やInstagram Storiesに関する分析データを提供する予定だ。
さらに同社は、企業プロフィールにユーザーがInstagram経由で予約できるボタンを近々追加する。これによってInstagramは、「企業のメイン店舗」となって消費者は「スワイプするだけ」で簡単に企業と触れ合うことができるようになる、とQuarlesは言った。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)