AppleがiOS 8の採用率の最新の数字を発表した。すなわちApp Storeのデベロッパ向けサポートページによると、9月21日現在でiOS 8にアップデートしたユーザの比率は46%、iOS 7にまだとどまっているユーザは49%だった。さらにそれよりも前のバージョンのユーザは5%だ。
この数字を見つけたiClarifiedによると、iOS 8がリリースされた9月17日以前は、iOS 7のユーザが90%を超えていた。
iOS 8がデベロッパ向けにリリースされたのは6月のWWDCにおいてだ。
先週は、ユーザ調査を行った複数のソースが、今回のアップデートの出足は前のアップデートに比べて遅いと予想していた。前のバージョンには、視覚面での大きな変更があった。MixpanelとAppseeは、iOS 8のリリースから最初の24時間で採用率は16〜17%に達する、と予想していたが、それはiOS 7のときの約半分だ。
採用が急上昇しない、という彼らの予想の根拠は、iOS 8に無線でアップデートするためには大きな空きスペースが必要だったからだ。しかしコンピュータにテザリングした状態でアップデートしたら、この要件は関係ない。
また今回は、前回ユーザが経験した戸惑いを避けるために、アップデートしにきたユーザを全員、待ち行列に入れることにした。それでアップデートをやめてしまうユーザが減ったため、大きな採用率になったのだろう。。
いずれにしても、iOSの採用率が短期間で全ユーザの半分近くに達したのは、すごい。これはたぶん、Androidユーザのアップデートよりも速いペースだろう。たとえばMixpanelによると、Androidの最新バージョンKitKatの採用率は、リリースから9か月後でやっと40%だった。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))