AppleがiOS 11を公開した。大きな特徴の1つは、開発者たちがすばらしい拡張現実アプリケーションを簡単に作成できる、SDKのARKitだ。
Appleが数ヵ月前にARKitを発表していたにも関わらず、電話機の上でARを試してみるためのオプションはそれほど多くはない。とはいえ、私たちは、拡張現実とARKitの可能性をチラ見せしてくれる、幾つかの良いアプリを見つけた。
iPad Pro、Phone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone SE、またはiPhone 8/8 Plusを使っているのならiOS11を今すぐダウンロードしてAppStoreからこれらのアプリをダウンロードしてみよう。
以下に拡張現実を使う幾つかのアプリケーションをスクリーンショットと簡単な説明と共に紹介した。2D画像を見るだけでその雰囲気を感じるのはとても難しいので、是非自分でダウンロードして試して欲しい。
1/6 :World Brush
WorldBrushは、現実世界に3Dの図形やデザインを描くことができる。GoogleのTilt Brush VRアプリによく似ている。とってもクールな点はあなたが描き込んだものがそのまま(意図的に削除しない限り)そこに留まり続けるということだ。なのであなたが公共の場所に描いたものを別の人たちがそれぞれの電話機から見ることができる。
2/6 :Edmonds
車の調査と購入アプリのEdmondsは、目の前に実物大の車を置く機能を持っている。Edmondsによれば、あなたが買いたいと思っている車がガレージに入るかどうかをみるために使えると言っている。何千種類もの車を選ぶことができるが、変わるのはボディの形と大きさだけだ。そして現段階ではAR車は本物のようには塗装されていない。、
3/6 :Stack AR
Stack ARは、目の前にブロックを積み重ねるシンプルなゲームだ。とてもシンプルだが、もし友人がARとはどんなもの?と聞いてきたときにはすぐに試して貰える楽しいゲームだ。
4/6 :Thomas and Friends(ミニミニサイズのThomasと仲間たち)
Thomas and Friends MINISは、今日Appleが米国App Storeでフィーチャーしている唯一のARアプリだ。トーマスが走るための線路をデザインすることができる。そしてARをオンにすれば、作った世界を床などの平面の上に出現させることができる。かなりシンプルなゲームだが、子供たちにARの可能性を示す良いやりかただ。
5/6 :Housecraft
Housecraftは、家のどこにでも実物大の家具を置くことができる。Techcrunch Disrupt SFの会場の外に置かれたこのベッドの写真を見て欲しい。アプリは様々な種類の大量の家具のカタログを内蔵している。そしてARKitをまだ見たことがない人に対して説明をするときに、私が使うお気に入りの方法だ。多くの家具会社たちが、この先とても似通った機能を提供してくるだろう。例えばWayfairのARアプリやIkeaのもうすぐリリースされるアプリなどだ。
6/6 :AR MeasureKit
AR MeasureKit(ARメジャーキット)はその名が示す通りものだ。ARKitを使って身の回りの現実世界の寸法を測ることができる、多目的測定ツールだ。これもまた友人向けの素晴らしいデモだ。他に物差しを持ってきて、それがどれほど正確なものかを友人たちに見せてみよう。
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(翻訳:Sako)