ソラコムは4月19日、Raspberry Pi(ラズパイ)とIoTプラットフォーム「SORACOM」(ソラコム)を使い、「生活を便利に」「業務を改善」するブログ記事を募集する「ラズパイコンテスト 〜IoTで業務改善、ライフハックを始めよう〜」の開催を発表した。応募期間は4月19日~5月13日。優秀作品には、ソラコムおよび協賛企業から賞品が授与される。
「ラズパイコンテスト〜IoTで業務改善、ライフハックを始めよう〜」概要
- 応募期間:4月19日〜5月31日
- 結果発表:6月下旬、ソラコム公式ブログで発表
- 募集対象:企業、個人、グループ
- 参加条件:Raspberry Piと、SORACOM IoT SIMまたはSORACOMサービスを利用すること、実際に動く物を作ること、コンテスト期間中に新規に執筆した記事であること
- 募集内容:「Raspberry Pi」とIoTプラットフォーム「SORACOM」を利用した、「生活を便利に」「業務を改善」するIoTの仕組み、その手順について記載されたブログ記事
- 評価ポイント:新規性(課題に対する解決アプローチの新しさ)、実現性(構成図や手順書がわかりやすく記載されていること)、完成度(作品が洗練されている度合)、ストーリー性(作品の背景と、解決方法に対する共感度)
- 賞品:優秀作品には、ソラコムおよび協賛企業から賞品を授与。優秀賞(ソラコム賞)は「Fitbit Charge4 GPS搭載フィットネストラッカー」(1名)。メカトラックス賞はRaspberry Pi用電源管理・死活監視モジュール「slee-Pi3」(1名)。日本ラズベリーパイユーザーズグループ賞(ラズベリーパイ財団賞)はRaspberryPiほか詰め合わせ(1名。学生のみ)ほか
- 主催:ソラコム
- 協賛:メカトラックス、ケイエスワイ、日本ラズベリーパイユーザーズグループ
- コンテスト詳細および応募フォーム:https://www.lp.soracom.jp/202104-soracom-raspberry-pi-contest
ソラコムのSORACOMは、リーズナブルなIoT通信とスムーズにIoTを始められるオプションサービスを提供するプラットフォーム。ソラコムは誰でも気軽に先進技術を活用できる「IoTの民主化」を掲げ、IoT活用を始めるハードルを下げるとともに、ソラコムおよびソラコムユーザーによる情報の発信と共有を推進してきた。
同社デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」では、SORACOMと組み合わせて使いやすいRaspberry Piや、Arduinoなどのマイコンボードと組み合わせて使える通信デバイスを1台から提供。また無料のIoT手順書「IoT DIYレシピ」では、IoTを初めて学ぶ方も試しやすい37個のレシピを公開している(2021年4月現在、随時拡充。このうちラズパイを利用したレシピは5種類公開)。
なおコンテストのFAQでは、初めてRaspberrry PiとSORACOMを購入する方向けに、Raspberry Pi・SORACOM・3G USBドングル・ウェブカメラをまとめたキット「IoT 体験キット 〜簡易監視カメラ〜」、Raspberry Pi・SORACOM・3G USBドングル・超音波センサーのキット「IoT 体験キット 〜距離測定センサー〜」を紹介している。
関連記事
・ラズパイやArduinoより簡単なIoT開発ボード「obniz」が約2.1億円のシリーズA調達
・Raspberry Pi財団が550円の「Raspberry Pi Pico」発表、日本でもスイッチサイエンスが発売
・5852円のAWS向けIoT開発キット「M5Stack Core2 for AWS」が販売開始
・スマートドライブとソラコムが国内外でプラットフォーム連携、モビリティ領域のIoT利活用を促進
・プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit」がバージョンアップ
・NVIDIAが価格59ドルの2GBメモリー版「Jetson Nano 2GB Developer Kit」を発表
・ラズベリーパイ財団が8GBメモリー搭載のRaspberry Pi 4を発表