iPad Pro用のトラックパッド搭載Magic Keyboardが予定繰り上げ来週に出荷開始

世界的な新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの現在、サプライチェーンはあらゆる角度からのプレッシャーにさらされている。しかし、1つの製品は少なくとも予定より早く到着する。当初5月の出荷を予定していた、iPad Pro向けのトラックパッドを搭載したMagic Keyboardは、現在予約注文を受け付けており、来週には出荷が開始される予定だ。

このアクセサリの詳細はこちらから、そしてTechCrunchによるiPad Proのハンズオンレビューはこちらから閲覧できる。ようするに、Apple(アップル)はハードウェアとソフトウェアにおけるプロダクティビティのアップデートを追加することで、iPadとMacBookの境界線をさらに曖昧にしている。

このアクセサリは、iPadOS 13.4で提供されるカーソルとマウスのサポートを利用する。また「フローティング」スイーベルデザインは視野角を130度まで調整でき、バックライト付きキーには大幅に改良されたシザー構造スイッチを採用している。さらに、充電用のUSB-Cポートも追加されているが、ここではデータ通信には対応していない。

Magic keyboardは最新のiPad Proだけでなく、2018年モデルにも対応している。ただし、価格は11インチモデルが税別3万1800円、12.9インチモデルが税別3万7800円と、決して安くはない。またアップルはアクセサリメーカーと協力し、より低価格のトラックパッド搭載ケースを提供する。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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