ちょっとしたサプライズ。今日(米国時間5/11)Microsoftは同社主催のBuildカンファレンスで、AppleのiTunesが年内にWindows Storeに入ることを発表した。このiTunesアプリは既存のWindows版iTunesと事実上同じ機能を提供する。
これがなぜ重要なのか?最近発表された軽量版OSの “Windows 10 S” では、Windows Storeアプリしか実行できない。このためiTunes等のアプリがStoreに入らないかぎり、アプリのユーザーがSurfaceノートを使いたければ、Windows 10 Proにアップグレードするか(可能とは限らない)iPhoneとの同期を諦めるしかないからだ。
ただし、Appleとの契約の詳細はいまだに不明だ。Microsoftはアプリの外観がどうなるのかのスクリーンショットも見せていない。しかしAppleがこの機会を利用してiTunesを大幅に改定し、ライバルOSのサポートを改善するとともにMicroosftの新しいFluent Design Systemを採用する可能性は高い(というのは私の希望的観測にすぎず、Windows Store版のiTunesはダサいままかもしれない)。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)