LINEのスマートスピーカー「WAVE」、7月14日に先行体験版を予約開始

6月15日に開催されたプライベートカンファレンス「LINE CONFERENCE 2017」でお披露目があった、スマートスピーカー「WAVE」。その先行体験版の予約が7月14日から始まるようだ。予約サイトでは7月12日現在、カウントダウンが始まっている。

WAVEはLINEのクラウドAIプラットフォーム「Clova」を搭載した、スマートスピーカーだ。家庭内での使用を想定しており、Wi-FiおよびBluetoothに対応。音楽配信サービス「LINE MUSIC」で提供する約4000万曲の楽曲が再生でき、音声操作で曲の検索やレコメンドも可能な「MUSIC」機能をメインに、ニュースや天気予報などの情報を聞いたり、家電のON/OFF操作をしたりできる。また、コミュニケーションアプリ「LINE」と連携して、メッセージの読み上げなどの操作も可能。今後さらに機能拡大も予定されている。

14日から予約を受け付ける先行体験版では、音楽再生のMUSICに機能を限定。今秋予定の正式版販売時に機能をアップデートし、正式版と同等の機能が使えるようになる予定だ。先行体験版の価格は1万円、正式版の価格は1万5000円(いずれも税別)。

LINE CONFERENCE 2017で発表されたスマートスピーカー「WAVE」

サイズは86.25mm×139.84mm×201.05mm、重さは998g。2.5インチ20Wのウーファー、1インチ5Wのツイーター2基を搭載。プロセッサはQualcomm APQ8009 Quadcore 1.3GHz、音声認識用にConexantのマイク4基がセットされており、最大で約5m先からの会話が可能だという。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。