Lucid Motorsが来週発売の電動セダン「Lucid Air」で9.9秒のクォーターマイルを達成、テスラを破ったと主張

米国カリフォルニア拠点の電気自動車メーカーであるLucid Motors(ルシード・モータース)は、電動セダン「Lucid Air」の発表日に設定されている来週、Tesla(テスラ)をターゲットにすることが明らかになようだ。ここ数週間、同社は充電時間、推定航続距離、双方向のパワーフローなど明らかにしてきた。そして本日米国時間9月12日、クオーター(4分の1)マイルタイムを含むLucid Airの注目すべき側面を明らかにした。Lucid Airはどのテスラ車よりも速いことをうたっている。

Lucid Motorsによると、Lucid Airは9.9秒でクオーターマイル(約400m)を走ることができる。これはテスラのModel Sはもちろん、市場に出回っているほとんどの市販車よりも速い。

もちろん、この速度を出すにはコストがかかる。第一にドライバーは、信号機に近づくと速度を落としたり、停止させる必要がある。そして、安全のためドライバーは10秒未満でクォーターマイルに到達することを期待すべきではない。Lucid Motorsは、経験豊富なドライバーの技術と、ウォームアップ済みタイヤを使ってトラック上で達成したのだ。

Lucid Airは、各車軸にモーターを利用した1080馬力のパワートレインを搭載している。モーターを組み合わせると、2.5秒で時速60マイル(約96km)まで加速できる。確かにこれはテスラのModel Sよりも速い。

Lucid Motorsは2016年に最初にLucid Airを発表。ようやく量産バージョンの生産をスタートさせ、顧客が購入できる準備が整った。航続距離は517マイル(約832km)。クオーターマイルの加速については、ほとんどのエキゾチックなスーパーカーの大半に打つ勝つことができるだろう。

画像クレジット:Lucid Motors

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(翻訳:TechCrunch Japan)