Lyftは、新しいサービス「Shuttle」をスタートする。これは通勤用相乗りオプション、Lyft Lineの一環で、決められた乗車地点と降車地点を巡回する。Shuttleは現在サンフランシスコとシカゴで試行中で、毎日同じ経路を利用するユーザーに安定した移動手段を与えることを目的としている。
Shuttleの料金は固定で、高需要にあわせて料金が高くなるプライムタイムの対象にならない。 平日の午前6時半~10時と午後4~8時の通勤ラッシュにも利用できるが料金は変わらない。
ごくわずかなテスト用ルートの近くにいる人以外はアプリを見ても気づかないだろうが、Shuttleルートに近い人はLyft Lineの予約オプションの中でShuttle機能を有効にできる。
「Lyft Lineは相乗りの未来だ。私たちは乗客の移動手段をよくするための新機能を常にテストしている」とLyftが広報を通じてTechCrunchに伝えた。「LyftコミュニティからのShuttleについてのフィードバックを楽しみにしている。新しい方式で通勤が便利になるケースがいくつかあると思っている」。
LyftのShuttleサービスは、昨年Fordが買収した相乗り通勤スタートアップのChariotに似ている。Lyftはいくつかの取り組みでGMと近い関係にあり、買収のターゲットとして報じられたこともある。各自動車メーカーはライバルが手掛けているテーマにかかわる有望なスタートアップには間違いなく注目している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)