巨大ロボットが戦うリーグ戦をビデオ放映しようというベイエリアのロボット企業、MegaBotsが発案した計画は実現までに長い時間がかかっている。当然だが、こうしたプロジェクトには資金が必要だし、その他のハードルも高い。MegaBotsは、準備期間中、ビデオのシリーズを発表して進捗状況を伝えてきた。MegaBotsは去年のTechCrunch Disruptppeared SFにも登場してこの「ボットバトル」計画を語っている。
MegaBotsが対決の最初の相手として日本の水道橋重工を選んだのは2015年にさかのぼる。日本のロボット・スタートアップは1週間後に挑戦に応じることを発表した。それから2年経つ。今年の8月にはあとすこしで対決が実現しそうだったが、MagaBotsによれば「ロジスティクス上の問題」で延期となっている。
しかしこのロボット対戦の日付がついに決まった。5日後の10月17日だ。このスケジュールでは両者とも後に引くには時間がないはず。しかし上記のように寸前で延期されたこともあるので、実際に放映されるまで確実なことは分からない。高価、複雑、巨大なロボットが戦うことになれば何が起きるか分からない。
MegaBotのEagle Primeは5メートル弱、12トンのヘビー級ロボットだ。水道橋のクラタスはこれよりやや軽量級で4メートル、6.5トンだという。合計20トン近いロボットが死闘を繰り広げる模様は Twitchでライブ配信される。時刻は西海岸時間で10月17日午後7時だ〔日本時間10/18 AM11:00〕。ビデオは配信後、MegaBotsのYouTubeチャンネルととFacebookページにアップロードされる。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)