今日(米国時間10/6)ニューヨーク市で行われたイベントで、MicrosoftはSurface Pro 4を発表した。その名の通りSurface Pro 3の後継として誰もが予想していた製品だ。Microsoftは、Surfaceが現在年間35億ドル相当のビジネスであると言った。
これはこれまでで最も薄いSurfaceだとMicrosoftは言っている。同社はSurface Proの画面を12インチから12.3インチへと拡大した。本体のサイズは変わらないがベゼルが狭くなった。画面を大きくして無駄なスペースを減らした。
画面は267PPIで500万画素以上。同社のPanos PanayによるとSurface Pro 4の画像素は旧機種より60%多い。Microsoftは本機の画面の検討にかなりの時間を費したと言った。ガラスの厚さはわずか0.4 mmという。
価格は899ドルで、「まもなく」予約受付を開始する。出荷は10月26日の予定。
性能面では、Surface Pro 4は旧機種より30%速くなった。1TBのストレージと16 GBのRAMを内蔵している。この数字がアップグレード後なのか標準仕様かは不明(同社に確認中)。
スタイラスも新しくなり、1年間持続するバッテリー、消しゴム機能、およびなくさないための新たなしくみを備える。新スタイラスはSurface Pro 4の側面に、従来のSurfaceペンがドックの側面にくっついたと同じように磁石で吸い付く。
そして、新しいタイプカバーには、神に感謝、チクレット型のキーボードが付きトラックパッドは40%大きくなった。
Surface Pro 4の発表直前に、Apple、Google両社が類似製品を発表しており、2社はこの分野ではMicrosoftをある意味で追いかけている。
MicrosoftのSurfaceプロジェクトは最近好調であり、多額の評価損を出した当初の苦戦を乗り越えた。後に同社はNokiaハードウェア部門買収に関連する数十億ドル規模の評価損を計上して損失を重ねた。
Microsoftにとって、Surface Pro 3は、前機種を上回る販売を記録した重要な瞬間だった。Pro 4は前回の成功に強力なアップグレードを上乗せしている。市場でどんな実績を上げるか興味深い。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)