MicrosoftがAndroidアプリストアの中に自社製のAndroidアプリストアを開店

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Microsoftが、’Microsoft Apps‘という名前のAndroidアプリを提供している。それは、Androidのアプリストアからダウンロードできる同社のAndroidアプリのリストだ。

これには、二重の意味がある。第一に、Microsoftのクロスプラットホーム努力が今も続いていること。同社はそのソフトウェアとサービスをすべてのライバルオペレーティングシステムのユーザにも提供する、という姿勢をゆるめていない。そして第二のポイントは、Microsoftが実在するAndroidアプリストアの中に、さらに別のAndroidアプリストアを作ったことだ。‘ストア’というより、‘カタログ’と言うべきか。

Google Playには早速こんなコメントが:

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[無意味では? アプリのリストにすぎないアプリを作って、どうする気?]

このコメントはほとんど正しいけど、でもしかし、Microsoft製のアプリが何百何千にもなったときには、一般的なAndroidアプリストアで目的のアプリを見つけるのは難しいだろう。同社のAndroidアプリがどうしても欲しい/必要な人のためには、Microsoft Appsは便利なアプリかもしれない。

このアプリは今、レビューが4つあって、平均スコアは4つ星だ。

このアプリは、Android上のMicrosoftアプリに関心のない人には意味のないアプリかもしれないけど、でも今どんだけあるか、知っておくのもワルくない。かなりあるよね。それに、OfficeがAndroidとiOSに来たときは、みんな大騒ぎだったんだから。

Microsoftのファンなら嬉しいし、しかも同社はAndroid上に自前のチャネルを持ったことになる。同社にとっては、ちょっとした良い手だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

投稿者:

TechCrunch Japan

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