Microsoftが今週のBuild Conferenceで発表しているものの多くは、明らかに開発者向けのものである。しかし、Azure、Visual Studio、.NETに関する膨大な数のニュースの合間に、同社は一般ユーザーを対象としたPowerPointの新しいアドインのプレビューも披露した。Presentation Translatorは、リアルタイムで自動的に翻訳された字幕を提供したり、元の書式を維持しながら、実際のPowerPointプレゼンテーションのテキストを翻訳したりすることができる。
現在は、アラビア語、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、ロシア語、そしてスペイン語をサポートしている。ここでは翻訳機能に焦点を当てたが、同じサービスを使用して、ろう者や聴覚障害者のために、プレゼンテーションにキャプションを追加することも可能だ。
実際に、PowerPointはこの分野におけるMicrosoftの努力を示すための格好の場所である。QuickStarterとDesignerという2つのツール(現在内部プレビュー中)の力を借りれば、PowerPointは既に、指定したトピックに基づく基本的なスライドショーを自動的に生成して、そのコンテキストに基づいて見栄えを良くすることもできるのだ。
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(翻訳:Sako)