Microsoft EdgeのLinux版プレビューが10月登場

Microsoft(マイクロソフト)は、EdgeブラウザをChromiumエンジンに切り替えると発表したとき、あらゆる人気のあるプラットフォームにEdgeブラウザを提供することを公表していた。当時、Linuxはそのリストに含まれていなかったが、昨年末には同社がLinux版に取り組んでいることが明らかになっていた。今年のBuildでは、マイクロソフトのプレゼンターがプレゼンテーションの中でChromiumエンジンを使っていた(Windows Central記事)ことも記憶に新しいだろう。

画像クレジット:Microsoft

10月から、LinuxユーザーはEdge Insiderのウェブサイトから、またはネイティブのパッケージマネージャからブラウザをダウンロードできるようになる。WindowsやmacOSのユーザーと同様のEdge体験を得られるだけでなく、内蔵されているプライバシーやセキュリティ機能にもアクセス可能だ。ほとんどの場合、Linuxでの体験はほかのプラットフォームと同等のものになると思われる。

また同社は本日、開発者がこれまでに3700人以上のChromiumプロジェクトへのコミットを行ったことを発表した。この作業のいくつかはタッチスクリーンのサポートに関するものだが、チームはブラウザの基本的な部分に加えて、アクセシビリティ機能や開発者ツールなどの分野にも貢献している。

現在、Microsoft EdgeはWindows 7、8、10、macOS、iOS、Androidで利用可能だ。

Microsoft Ignite

画像クレジット:Bryce Durbin

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(翻訳:TechCrunch Japan)

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TechCrunch Japan

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