ValveのPortalはパソコンゲームで非常に人気があるシリーズだ。一人称シューティングものばかりで少々うんざりしていたゲーマーはPortalが持ち込んだ一人称パズルを新鮮に感じたようだ。このパズルは拡張現実でプレイすると飛躍的に面白くなりそうだ。テーブル、天井、壁、床といった身の回りの現実の対象物を使ってあの独特のパズルがシームレスにプレイできる。
ともかく上のデモビデオを見るとそういう感じだ。クリエーターはKenny Wで、これまでにも優れたARゲームを開発している。以前発表したポケモンをフィーチャーした拡張現実ゲームは特に印象的だった。
ホロレンズを使って音声コマンドでポケモンにバトルさせよう!
Kennyの最新のプロジェクトはPortal独特のパズルをVR化することに成功している。Portalゲーム内のオブジェクトばかりでなく、キッチンのテーブルだの廊下の壁、天井といった現実の対象から不思議なサイロが飛び出している。
上のビデオから受ける印象とはやや違って、HoloLensは拡張現実デバイスなので仮想現実ビューワーのように視野を完全に遮ることはない。しかし消費者向け拡張現実のデモとしては非常によくできている。Microsoftに拍手だ。
Microsoftに頼みたいのは、HoloLensを使ったユーザー向けアプリを早く出してもらいたいということだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)
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