Minuumが公開ベータに。Androidユーザーは新しいタイプのキーボードを3.99ドルで試せる

トロント大学が出資したインタラクションデザインのスタートアップ、Whirlscapeが、 今日(米国時間8/19)ベータ版を一般公開したIndiegogoのキャンペーンで資金調達に成功した後限定トライアルを行っていた。 Whirlscapeの最初の製品はMInuum Keyboardで、QWERTYのフルキーボードを1行に圧縮して画面を解放し、テキストの予測候補をたくさん表示してユーザーがあまり考えることなくタイプできるようにしたソフトウェア入力メソッドだ。

MiniuumはIndiegogoで8万7354ドルを集め、当初の目標であった1万ドルをはるかに上回った。支援者たちはこのキーボードアプリをAndroidのベータ版として早期に利用できたが、このたびGoogle Playストアで公開されたことでユーザー基盤は拡大されるだろう。Whirlscapeは、ベータ版にもかかわらず料金を3.99ドル徴収する決断を下した。これはキャンペーン当初から多くの関心が寄せられていたことを示す確かな証だ。実は、支援者たちは利用するために5ドルを払っているので、以前と比べればディスカウントだと同社は言っている。

Androidのキーボードソフトウェア会社は、製品に課金することが多い。SwiftKeyも有償で、かつ価格は3.99ドルなので、前例のないことではないし,無料で提供しておいて後から課金することはその逆よりも難しい。

これまでのところMinuumユーザーの定着率は高く、Indiegogo経由で早期利用に登録した9500人のうち、過去2ヶ月間に約8000ユーザーがアクティブだ。WhirlscapeのMaria Lioutaiaによると、iOSバージョンは開発者向けのデモアプリとして年末に提供予定だ(Appleは、ユーザーがデフォルトのソフトウェアキーボードを変更することを許していないので、開発者はMinimumを自社アプリに組み込む必要がある)。Androidのスマートフォンまたはタブレットを持っているユーザーは、今すぐ公開ベータに参加できる。

Minuumは最初に公開されて以来、数多くの更新を経てきたが、Whirlscapeの次の作業である複数言語へのローカライズが完了するまで、ベータの称号は残る。

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