NASAは、有人火星探査の準備を進めているが、その鍵となるステップが、木曜日の地球から3600マイル(5800 km)の地点を目指す宇宙船オリオンの発射だ。この最初の試験には測定機ではなく人間たちが乗る。将来のテスト飛行には、NASAの重量級スペース・ローンチ・システム(SLS)が使われるが、今回の試行には既存のデルタIVロケットが使用される。すへてが予定通り進めば、発射は米国時間12月4日木曜日の7:05に行われる。
これは、火星への有人飛行を実現するための全体計画のごく初期段階にすぎない。SLSシステムは、次の10年間に小惑星のような深宇宙に初めて人間を送り込むべく育てられている。その後、火星への旅を目指す。
上のビデオフィードで、今週のNASAのミッションや有人火星探査に関する詳しい解説を聞くことができる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)