Nvidiaはグラフィクスカードの最上位機種Titanを毎年アップデートするから、火曜日(米国時間4/4)にTitan Xpが発表されたのも自然な成り行きだ。Titan Xpの新しい仕様は、毎秒11.4Gb(!)の高速メモリGDDR5Xが12GB、1.6GHzのCUDAコアがコア数3840という大軍、そして12 TFLOPsのすさまじい処理能力を誇る(毎秒12兆の浮動小数点演算という意味だ!)。
このようなGPUはどんなWindowsマシンにとっても王冠上の宝玉だが、でもNvidiaはmacOSのユーザーを忘れていない。Mac用のドライバーのベータが提供されるのは、これが初めてだ(今月の終わりごろになる)。今度のMac Proはまだ出ていない高性能の新しいGPUをサポート、というのはもしかしてこれのことだろう。でもドライバーがあれば、旧型のMac Pro(黒いゴミ缶以前のやつ)でもパワーアップするから、来年の新デザインのProを待ちきれない人にもぴったしだ。
この桁外れに強力なグラフィクスパワーが、Nvidiaで1200ドルで直販されている。
なお、Titanシリーズのグラフィクスカードは通常、Pascalというコードネームの同じプロセッサーアーキテクチャがベースだが、クロックを上げたりシェーダーを増やしたりしてパフォーマンスとビジュアルをアップしている。