VRがどんなものなのかを説明するのは骨の折れる作業だ。そんな中、本日(米国時間10日)FacebookとOculusは、友達や家族にVR体験を簡単にシェアできる機能を発表した。
新しいイベントアプリの追加、そしてOculus Room内での360度ビデオの視聴などのソーシャル機能と同時に本日Oculusが発表したのは、VRゲームをプレイしている様子などを直接facebookにアップロードできる機能だ。
この機能は今日から米国外のユーザー向けに公開される。米国内のユーザーには「今後数週間のうちに」公開される予定だ。これにより、VRコンテンツがより身近になり、VR体験とはどのようなものなのかを友人に見せてあげることが可能になる。
FacebookとOculusが統合機能を発表したのはこれが初めてではない。今週はじめ、Facebookは同社初となるVRアプリ「Facebook 360」を発表している。これはFacebook上の360度フォトや360度ビデオを閲覧できるVRアプリだ。この機能を使い、Facebookは同社がもつコミュニティを活用してVRへのアクセスを向上させ、VRをまだ試したことがないユーザーにVRとは何であるかを教えている。
Oculusが今日発表したビッグニュースは他にもある。RiftおよびGear VR向けのOculus Homeプラットフォームにボイス検索機能を追加すると発表したのだ。ストアに掲載されるコンテンツが増えつつあるなか、より容易な検索機能は同プラットフォームにとって大きな進歩だと言える。仮想現実のスクリーン上に表示されるキーボードは非常に使いづらい。だから、このボイス検索機能によってユーザーのイライラが多少緩和されることになるだろう。彼らはまず、「Oculus Voice」と呼ばれるこの新機能をボイス検索機能とともにローンチする。しかし、友達がオンラインかどうか確かめるなど、よりデジタルアシスタントに近い機能が搭載される日も近いだろう。
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