先月Zuckerbergは、FacebookがGear VRで360度ダイナミックストリーミングをサポートして新たな体験を提供すると発表した。このたび同社は、OculusのVRコンテンツをFacebookに直接統合してユーザーに提供する。
Oculusは今日(米国時間3/9)、Gear VR用Oculus Videoアプリに、新たなFacebookビデオタブを導入し、ユーザーのFacebookとOculusアカウントを結びつけて、VRコンテンツの没頭体験にパーソナル化情報 ― 誰をフォローしているかに基づく ― を取り入れることを発表した。
Facebookの個人情報を統合することは、親子関係にある両社にとって大きな一歩であり、個々のVRユーザーのバーチャルリアリティー体験をカスタマイズすることによって、今後ソーシャルビデオがいっそう発展することは間違いない。
この機能を使うと、ユーザーはVRコンテンツを閲覧するだけでなく、ヘッドセットを着けたままGear VRのビデオを直接Facebookでシェアすることができる。リアクション絵文字を使ったアクションも「数週間のうちに」可能になる。
今回の機能追加に先立ち、Oculusは既にVRのユーザー体験にソーシャル要素を加えることを見据え、友達と一緒にVR空間に飛び込める新機能を提供している。
果たしてモバイルVRが、Facebookにとって次に取り組むコンテンツ消費プラットフォームとなるかどうかは、まだ誰にもわからないが、同社がOculusプラットフォームを活用して、バーチャルリアリティーでのソーシャルな交流を拡大しようとしていることは確かだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)