噂になるずっと前から、我々はこの日が来ることを知っていた。数世代のスマートフォンといくつかのヘッドフォンを経て、スマートウォッチはOnePlusにとって論理的な次のステップだった。
米国時間3月23日の大規模な発表イベントで、OnePlusは初の主要なウェアラブル製品を正式に発表したが、その名前はひねりのない「OnePlus Watch」だった。その名称が示すように、このスマートウォッチは特に派手なものではない。ミニマルなデザインで159ドル(約1万7000円)という価格も、それに見合ったものだ。
ここで最も興味深いのは、そのOSだ。OnePlus Watchには 「OnePlus Watch OS」 というそのままな名前のOSが搭載されている。Google(グーグル)の 「Wear OS」 は明らかに低調で、Samsung(サムスン)は複数世代のGalaxy WatchにTizenを採用している。
OnePlusはRTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)の上に独自のOSを構築することを選択した。CEOのPete Lau(ピート・ラウ)氏は少し前にOnePlusのフォーラムでこの話題を取り上げている。
RTOSをベースに開発されたスマートウェアOSを選択したのは、優れたバッテリー持続時間を実現しながらスムーズで信頼性の高いエクスペリエンスを提供できると考えたからです。これはスマートウォッチを購入しようとしている人々から寄せられている、最大の懸念の一部を解決しています。
バッテリーについては確かにそのとおりだ。各社が機能を追加していく中で、スマートウォッチにとってこの点が最大の悩みの1つとなっている。プレス資料によると、OnePlus Watchは402mAhのバッテリーを搭載し、1回の充電で1~2週間の使用が可能だとしているが、これはかなりの性能だ(まだレビュー機を手に入れて検証をしていないが)。これが正しければ、多くのフィットネスバンドと同等の性能を持つことになる。
心拍数や血中酸素濃度などさまざまな健康指標を測定するセンサーが多数搭載されており、これらはOnePlusのHealthアプリからアクセスできる。ストレージは4GBで、そのうちの半分は音楽などに使用できる。また、IP68の防塵・防水性能を備えている。
標準モデルに加えて、ステンレススチールのボディを強度の高いコバルト合金に変更し、傷がつきにくいサファイアガラスを採用したコバルトモデルも発売される。
OnePlus Watchは北米で4月14日に発売される。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:OnePlus、スマートウォッチ
画像クレジット:OnePlus
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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter)