3月に無料トライアル期間を30日間から90日間に延長したことを発表して以来、Peloton(ペロトン)はテレビのサポートを拡大している。4月にはAndroid TVへの対応を追加し、米国時間6月2日にはApple TVアプリを正式にローンチしたと発表した。
屋内シェルターの設置や全国のジムの閉鎖により、家庭用ジム機器の売上は急増しており、Pelotonもその恩恵を受けている。同社の株価は、屋内への退避(家ごもり)が定着して以来急騰しており、3月初めからほぼ2倍になっている。
それ以来Pelotonは、家庭向けハードウェアを安全に届ける方法の変更や、ソーシャルディスタンスを保ったままでのエクササイズクラスの記録方法の変更など、予想外の調整に対処しなければならず、また利用方法の変化からより多くのプラットフォームへと拡大する必要に迫られていた。
当初、ユーザーはiOSやAndroidデバイスからテレビにコンテンツを配信できたため、専用のテレビアプリはあまり意味がなかった。しかしPelotonがデジタル専用の定額制プランの利用者を増やしていくうちに、テレビの前にヨガマットを置いてクラスに参加するというユースケースは少なくなっていた。
Pelotonのデジタル専用プランの価格は月額12.99ドル(約1400円)で、Apple TVアプリは本日からダウンロード可能だ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)