レストランメニューの安っぽい写真はもういらない!これからはロボットと拡張現実が取って代る。
それが未来に向けてのプランだ。少なくとも、先週末TechCrunch Disrupt SFハッカソンに登場した大胆かつ先進的なプロジェクト、PeppAR Waiterを見る限りは。
作ったのは恐れを知らぬハッカー、Yosun Changで、このハッカソンで4つのプロジェクトに関わっている。PeppAR Waiterは、Softbankの愛らしいロボットPepperとChang独自の拡張現実サービス — Holo Yummy — を使って作られた未来的注文体験だ。
Pepperはウェイターになって、メニューを載せたタブレットを手に注文を受ける。タブレットではARを利用してホログラムによる料理のプレビューが作成され、客は専用アプリを通じて自分のスマホやタブレットで見ることもできる。
注文とプレビューが完了したら、Pepperは立ち去り、やかて出上がった料理を運んでくる(キッチンにもロボットがいる可能性はあるが、それはまた別の話)。
Pepperをウェイターに使う例は前にもあったが、ARを付加したことは一歩前進だ。Changはこの他に、SnapGlass.esとPokeTrump.clubとPoint.Shopでもハッカソンに参加している。デモに使ったメニューは、サンフンシスコのトレンディーなレストラン、Atelier Crennのもので、そこではプラットフォームにHolo Yummyを使っているが、他のレストランにも対応可能で、料理以外にも応用できる。
いずれこの種の技術は高級レストランやホテルなどで使われる可能性があるとChangは言う。どんな料理が出てくるのかを客が事前に知りたいと思い、ロボットによるサービスが受け入れられるような場面だ。PeppAR Waiterはそれを実現できるサービスではないかもしれないが、未来に向けて魅力的な一品を提供したことは間違いない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)