「Pokémon GOの次世代ポケモンはいつ登場するんだろう?!」
というのは(私を含めて)多くのプレイヤーがしばらく前から抱いていた疑問だと思う。
任天堂/Nianticからついに公式の回答があった。「今週末登場」だ。
一時はかなり不安定だったサーバーもやっと安定した。世界中ほぼどこでもプレイできるようになった。そして今、スタート後ほぼ7ヶ月で…ついに新しいポケモンが大量に登場することになった。
われわれの取材に答えてNianticは「80匹以上のポケモンがジョウト地方(不案内な読者に説明しておくと これは1999年の『ポケットモンスター 金・銀』の舞台で、第2世代と呼ばれることもある)からPokémon GOに登場する」と確認した。
私はアップデートが行われる正確な日時を知りたかったがNianticは「今週のいつか」という以上の情報は明かしてくれなかった。では新しいポケモンは順次公開されるのかすべてが一度に公開されるのかを質問した。これに対して担当者は「アップデートが実施され次第、すべての新しいポケモンが発見可能になる」と答えた。
80匹が一度に公開されるといのは朗報だ。 これは当然そうあるべきだ。12月のアップデートではタマゴの状態でしか公開されない種類もあった。
その他公式に確認された事実
- 新しい「進化」。 現行ポケモンの何種類かがさらに進化できることが判明した。Nianticによれば「進化」のためには「どうぐ」が必要になり、それらをポケストップから入手できる場合がある」という。ゲームのやり方をもう少し大胆に発展させる余地があったと思うのでこのあたりには多少失望した。
- 2種類の「きのみ」が追加される。「なな」はポケモンの動きを遅くする(ボールを当てやすくする)。「ぱいる」はポケモンの捕獲に成功したときに得られる「ポケモンのアメ」を2倍にする。
- トレーナーのアイテム追加。トレーナー用の新しい帽子、シャツ、パンツが入手できる。
- ゲームモードの変化。発見したポケモンを捕獲するモードにも変化があるらしい。ただしNianticでは詳しく説明することを避けた。
以下の公式予告編ビデオもリリースされた
残念ながらこのビデオでは「捕獲方法の変化」を具体的に知ることはできない。しかし0:16あたりで映る新しい「きのみ」ボタンは注目だ。 カメラボタンもスクリーン上部に移動したようだ(しかし0:29ではいきなり下部右側に戻っている。おーっと!)。
あと0:20から 0:26ではプレイヤーは明らかに山の中や森でプレイしている。こうした場所はこれまでポケモンの発見率が極端に低いことで有名だった(ウォルマートの駐車場ならいくらでもいるのに…)。希望的観測かもしれないが、ポケモンをプレイできる場所が広がっているのかも?
今までのところ、位置トラッキング・システム、バトルの方法などについて変化があるのかどうかは分かっていない。いずれにせよ、これまでで最大のアップデートが行われることは間違いない。
「待てよ、しかし第2世代のポケモンには80匹ではなく100匹が追加されたはずでは?」といぶかるベテラン・プレイヤーがいるかもしれない。
そう、そこがやや曖昧なところだ。Nianticに尋ねたところでは「80匹以上」が追加されるということだった。ということは20匹については動向がはっきりしないわけだ。【略】ポケモンの数は分類の仕方、数え方にもよるが、それも実際にアップデートが行われれば詳しいことが判明するだろう。
ところで今回のアップデートは最初のリリースのときのような熱狂を引き起こすだろうか? その答えはたぶんノーだ。しかし同時にその必要はないともいえる。やることがなくなってゲームを中断しているプレイヤーを引き戻す効果はあるだろう。しかしスタート時の異常なまでのブームを何度も起すのは無理だし、そういうことにはならないだる。
熱心なプレイヤーのために私がビデオで気づいた点をいくつか紹介しておこう。
1) モンスターはヤミカラス(Murkrow)?
2) 画面下のドロワーを開くと新しい「きのみ」が並んでいる
3) 右上の「購入」アイコンから判断すると「きのみ」を買うことができるらしい。
1) ポケモンには性別があった。矢印に注目してもらいたいが、性別のアイコンが追加されている。
2) 「進化(EVOLVE)」のボタンに表示されているシルエットはどうやら「タップした後のポケモンが進化した姿」を表しているらしい。 「進化」関連の「どうぐ」の追加でポケモンはいろいろな姿に進化できるようだ。いきなり進化されて面くらうのを防ぐのにいい考えだと思う。
〔日本版〕Pokémon GOのアップデートは任天堂のサイトで告知されている。チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコなどが登場するという。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)