モバイル技術における最も重要な企業2社間の法廷闘争は、ますます激しさを増している。本日(米国時間7月6日)Qualcommは、クパチーノの巨人(Apple)が、iPhoneのバッテリー寿命を伸ばすための6つの特許を侵害していると提訴した。Qualcommは米国の貿易規制当局に対して、影響を受けるiPhoneモデルの輸入を禁止することを要望している。
Qualcommのエグゼクティブバイスプレジデント兼相談役のDon Rosenbergは、CNBC向けの声明で「Appleは、Qualcommのテクノロジーを、対価の支払いは拒否したまま使い続けている」と述べている。
どのモデルが輸入禁止措置の影響を受けるのかははっきりしていないが、Qualcommは、裁判所が現在どのiPhoneが他社のプロセッサを使用しているかを判断することを求めている。
TechCrunchはQualcommとAppleにコメントを求めている。
Qualcommは、ここ数ヶ月他のハイテク大企業たちが成長する中で、損失を受け続けて来た。その主たる要因はAppleとの問題含みの関係にある。Qualcommの株式は、年初から15%以上値下がりしている。1月には、iPhoneメーカー(Apple)がQualcommに対して「旧来の古臭い標準でビジネスを構築していて、排他的な戦術と過剰なロイヤルティを使って支配力を強化している」という理由で10億ドルのロイヤルティ訴訟を行なっている。
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(翻訳:Sako)