FintechスタートアップのRevolutは、チャリティへの寄付を簡単にしたいと考えている。新機能では、カードの支払金額を最も近い整数へと切り上げ、少額をチャリティーに寄付できる。時間が経てば、大きな金額となるかもしれない。
Revolutにはすでに、少額をためておくValutsという機能がある。今回の機能も同様のものだが、お金を貯めるかわりに寄付をする。
取り引きの端数を処理するのにくわえ、少額に2倍、3倍、4倍と倍率をかけることもできる。また、毎日や毎週、毎月に一定の金額を寄付することもできる。
寄付に最低金額は設定されていない。たまにしかカードを使わなかったとしても、Revolutは寄付を実施する。また、チャリティパートナーへの報酬も存在しない。100ドルを寄付すれば、慈善団体が100ドルを受け取る。
寄付目的をタップすると、寄付した金額を確認することができる。また、顧客全体から各チャリティにどれだけ寄付が支払われたかも表示される。もちろんタップ一つで、寄付を中止することもできる。
Revolutは今のところ、Save the Children、WWF、ILGA-Europeの3つの慈善団体と提携している。将来的に、対応する慈善団体は増える予定だ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)