Samsung、「Foldで問題を起したのは残念、折りたたみディスプレイ開発は続行」

The Independentによれば、Samsungのモバイル事業のCEO、DJ Koh氏はジャーナリストとの会見で同社の最近のGalaxy Foldのハードウェア問題に触れ、「残念だった。十分な準備が整う前に出荷してしまった」と述べた。

この感想には誰も異存がないだろう。Samsungが何年も前から予告していた折りたたみ式ディスプレイだが、われわれも報じたとおり、 出荷は時期尚早だった。折りたためるディスプレイはここ10年のモバイル・デバイスで最大のイノベーションになるはずであり、Samsungは何がなんでも一番乗りしたかったらしい。一般販売前に配布した評価用のデバイスにはたちまち多数の故障が見つかり、Samsungは急ブレーキを踏むことを余儀なくされた。

当初Samsungは問題を一部のレビュアーのせいにしようとした。しかし不具合が広範囲に発生していることを知り、結局はディスプレイ自体に問題があったことを認めた。Samsungの最初のフォールディング・スマートフォンが発売されるはずだった期日を過ぎて2月以上になるが、まだ出荷時期が発表されていない。もっともSamsungは近々はっきりした出荷時期を発表すると約束している。

Samsungは折りたたみ式スマートフォンの出荷がキャンセルされたという噂を強く否定している。 Koh氏もプレス・ミーティングで次のように述べた

われわれは現在もSamsung Foldの出荷準備を続けている。私がミスを犯したことは認めるが、折りたたみできるディスプレイは復活を目指している。現在2000台以上のデバイスがあらゆる条件でテストされている。われわれはすべての問題を検討している。一部の問題は部内の開発プロセスでは認識されていなかったが、多数のテスターのおかげではっきり知ることができた。

今回もKoh氏はFoldの新しいリリース期日は明らかにしなかったが、情報によればNoteの次世代バージョンはこの8月にリリースされるという。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

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TechCrunch Japan

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