Samsungのソーシャルロゴは折りたたみ画面のヒント?

ここ数ヶ月の間にあらゆる主要メーカーがイベントを開催したが、ハードウェアシーズンにはまだいくつか隙間が残っている。今週サンフランシスコで開かれるSamsungデベロッパーカンファレンスは、家電製品の大きな発表の場ではないが、同社は今後の新製品を垣間見る機会を準備しているようだ。

Samsungは以前から発表前にビッグニュースををチラ見せするのが好きだ。同社がソーシャルメディアで公開した折りたたまれたロゴによってベールは剥がさせた。Bloombergが報道し、後にThe Wall Street Journalが裏付けをとった記事によると、同社は折りたたみ式ディスプレーを搭載した携帯電話のプロトタイプを今週披露するらしい。

ハードウェア仕様の詳細はこの段階になっても未だに議論されていると言われており、見ることができるのはレンダリング画像かプロトタイプの形かもしれない。Samsungにとって、重要なのは同社がイノベーションを続けていることを世界に示すことにある。最近の同社のデバイスは、評論家からどっちつかずの評価を受けている。

Samsungは折りたたみ画面を最初に販売する会社にはなりそうにない。その称号は年内発売予定のRoyole Corporationの端末FlexPaiが手にしそうだ。ただし、状況を見る限り最高の第一印象を残す可能性は低い。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。