Samsungは子供のことを心配している。よく眠っているか? 親が仕事でいない時、寂しがっていないか? VRヘッドセットを親の手を借りずに装着できるか? 最後が非常に重要だ。なぜならSamsungは、子供たちが寝る前に通常に読み聞かせの代わりに、VR体験を楽しんでほしいと思っているからだ。〈なぜそうしたいか?〉はわからないが。
まず、大真面目で言うと、IT企業が子供と親をつなごうとする取り組みは何であれ推奨されるべきだ。問題 ― 子供がママやパパを恋しがる ― を発見し、「もし…ならクールでは?」と考えるのは良いことだ。彼らにとっては。
しかしいくつか ― 私が知らないだけかもしれないが ― 気になることがある。
まず、寝る前に液晶画面を見つめることについて、われわれは既に警告されている。睡眠を妨げる等の理論がある。その意味で、ベッドタイムストーリーはリラックスして心を落ちつかせる時間であるべきだ ― 親が話す昔話や想像の世界は眠りを誘う。ダイナミックな360度バーチャル環境はその正反対で、寝る前の活動としては問題がある。
それに加えて、幼少期のVR利用に関する研究は殆ど行われていない。思うに、1日5分ずつなら子供の脳は変化しないだろうが、私は医師ではない。ただ、現時点でリスクを冒すようなものではないと感じるだけだ。
もう一つ、やや脱線するが、なぜパパや他のママが読み聞かせしてやらないのか? それも答ではないだろうか。大きなヘッドセットでなくビデオ通話で顔が見えるだけでもいいだろう。
VRは本物になりつつあり、親や先生は子供たちの生活にプラスに生かす方法を見つけるに違いないと思っている。しかし、この応用に関しては少々強引で未熟さを感じる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)