Samsungが、2019年のロードマップにおける重要な手の内をまた1つ明らかにした。数週間前に、折り畳み可能携帯電話について発表したときのように、同社は今週マウイ島で開催されるQualcomm Snapdragon年次サミットで、再びコンセプト実証モデルを披露する。
SamsungとモバイルパートナーのVerizonは、来年前半でのリリースを狙っているものの、製品仕様などに関する詳細は、今回も深くは触れられないだろう。ここではQualcommがキーハードウェアパートナーを務めている。Snapdragon X50 5G NRモデムとアンテナモジュールを、Snapdragon Mobile Platformを介して供給するのだ。
この発表によりSamsungは、OnePlusやMotorolaのような、2019年に5Gを提供することを約束している幾つかの企業の1つとなったわけだが、Samsung以外の企業はこれを、Moto Mod(Motorolaの提供する拡張モジュール)を用いて提供する予定だ。一方、Samsungの主要な競争相手であるAppleは、最新の噂によれば2020年までこの技術を採用する予定はないようだ。
Samsungは既にこの技術を取り込み済で、Mobile World Congress 2017では5Gの家庭向けルータを展示していた。一方、当社TechCrunchの親会社であるVerizonの上司たちは、家庭用5Gサービスのデモンストレーションを、ヒューストン、インディアナポリス、ロサンゼルス、そしてサクラメントなどのいくつかの都市で行っている。
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(翻訳:sako)