穴あき画面はともかくとして、Wireless PowerShareはS10シリーズの目玉機能だ。Samsungの最新フラグシップ機はこの機能を備えだ最初の端末ではないが(Huawei Mate 20 Proの方が数ヶ月早かった)、クールな新機能に違いない。
そしておそらくもっと重要なのは、Samsungがこの件でAppleを出し抜いたことだろう。様子を見る限り、クパチーノはワイヤレス技術の商品化に問題を抱えているようだ(行方不明のAirPower充電器を思い出してほしい)。
新機能で他のデバイスを充電できるのは、S10の大型バッテリーのおかげだ。たとえば、街なかで友達のスマートフォンが瀕死の状態になったとき、あなたが設定でWireless PowerShareをオンにして2台の端末を背中合わせにするだけで、窮地を救うことができる。
Qi標準で充電できる端末ならどれでも使えるはずだ。さらにSamsungの新しいGalaxy Budsでも使うことができる。Galaxy BudsはAirPodsより一足先にワイヤレス充電ケースを採用している。
もちろん、どちらかの端末はうつ伏せにする必要があり、充電速度は有線よりも遅いが、嬉しい機能であることに変わりはない。出張の多い人には便利だろう。夜充電しなければならない機械が1つ減ることになる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )