SanDiskはmicroSDとして新記録となる大容量メモリを出荷する。400GBのストレージといえばいったい何に使ったらいいかと戸惑うユーザーも出そうだ。400GB SanDisk Ultra microSDXC UHS-Iという長い正式名のプロダクトはこのタイプのカードでは現在、最大容量であり、Androidスマートフォンの拡張スロットで用いることができる。
最近のAndroidスマートフォンの大部分はmicroSDカードを拡張メモリとして利用することができる。つまりアプリをインストールしたり、写真や動画その他のデータを保存できる。最新版のAndroidであればデフォールトで400GのmicroSDをサポートする。つまり内蔵メモリの容量でいえば、iPhoneの最上位版の2倍近くとなる。
SanDisk 400GB microSDは1080pのHDビデオなら40時間分を記録できる。Western Digitalによれば転送速度は100mb/sだ。フラッシュメモリーのA1 App Performance Class規格に準拠しており、高速でアプリを作動させることができる。
これほど大容量、高速であるにもかかわらずわれわれを破産させるほどの価格ではない。コストパフォーマンスからいえば、250ドルは実のところリーズナブルな価格といっていいだろう。この製品にはメーカーから10年間の限定保証がつく。SanDisk直販を含めて近日中にあらゆる販売チャンネルで入手できるようになるはずだ。Galaxy Note 8などを購入する予定があるならパートナーとして理想的だろう。
画像: Sandisk
〔日本版〕現在日本ではSanDiskの200GBカードが入手可能。最安価格は34,800円。Androidデバイスが拡張スロットでSDXCをサポートしていないと容量が正常に認識されないなどの問題が起きる可能性がある。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)