SonyとZMPのベンチャーAerosenseのドローンが早くも飛行を披露

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Sonyが近く発売する予定のドローンの映像を公開した。このYouTubeビデオでは垂直に離陸していてクールだが、あくまでも企業用を意図した製品だから、われわれ一般大衆には残念ながら無縁だ。

 

これは、Sonyがこの夏発表したジョイントベンチャー企業Aerosenseの、初のプロトタイプだ。お相手企業は、日本のオートメーション専門企業ZMPである。The Wall Street Journalの記事によると、これの積載重量は22ポンド、カメラや観測装置を積むのだろう。航続時間は2時間長で、最高速度は時速106キロメートルだ。

この機が想定しているターゲット市場は、測定、測量、観測、点検などの分野だ*。これまでの主なドローン市場とは違うようだが、こういう、もはや玩具ではない、企業用途のシリアスな製品は、すでに世界最大のドローンメーカー(でユニコーンの)DJIも作り始めている。AerosenseのCEO Hisashi Taniguchiは、同社の2020年の売上を日本円で100億円と展望している。〔*: 甲府市のサイトテックなどが競合企業。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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