NASAは、2021年4月に予定している初めて地球全体の表層水を調査する計画で、ロケット打ち上げ事業者にSpaceXを選んだ。この「地表水および地形」計画の打ち上げには、SpaceZのロケットFalcon 9が使用され、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地の4E発射施設から飛び立つ。
NASAにとって初めてのこの計画は、地球の海洋を高精度で測定するとともに、海の時間変化も記録する。この調査では世界の90%以上をカバーし、川、湖、海、その他の淡水および海水を、21日ごとに2回以上測定する。このデータを収集する目的は、気象科学での利用に加え、世界中の人々の淡水の確保にも役立てることだ。
現在SpaceXは、打ち上げ予定の中にNASAの計画を9件抱えているが、去る9月に発射台の打ち上げ前検査中にSpaceXロケットが爆発を起こして以来、打ち上げ再開の正確な日程は明らかにしていない。11月初めにSpaceXのCEO Elon Muskは、爆発の原因調査が間もなく終るので打ち上げは早ければ12月中旬に再開できるだろうと話した。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)