Bloomberg(ブルームバーグ)の報道によると、Spotify(スポティファイ)は北欧地域の一部にてファミリープランの料金を13%値上げする計画だという。この値上げは、同社のサービス料金を世界的に引き上げられるかどうかを判断するための限定的なテストとなる。限定的なテストの結果次第では、値上げが固定化されたり、他地域に反映されることもないとしている。
Spotifyは音楽ストリーミング業界で最大のユーザーを抱えているにもかかわらず、同社は一貫して赤字となっている。同社が上場を続けて収益性を改善するためには、これはより重要な事案となる。
ビデオストリーミング業界に目を向けると、Netflixは成長と売上向上のために何年にもわたり値上げを続け、そして顧客を維持してきた。しかしNetflixはマーケットでユニークな存在で、また従来のケーブルテレビや衛星テレビの契約よりはずっと廉価だ。
Spotifyはまったく異なる環境で事業を進めており、Apple(アップル)、Google(グーグル)、Amazon(アマゾン)らが非常によく似た競合サービスを提供しているが、これらのサービスはすべて独自に収益を上げるためではなく、他の事業を補完するものなのだ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)