Teslaは、2017年第2四半期に2万2000台の乗用車を出荷したことを本日発表した。このうち1万2000台がModel S、1万台がModel X SUVで、2016年同期の出荷台数から53%増えた。
2017年Q1とQ2の合計では4万7100台となり、2016年全体で7万6000台という目標を上回る勢いだ。Teslaの第2四半期の出荷台数は100kWhバッテリーの品不足が足かせになったと同社は言っている。このバッテリーは新しい技術の生産ラインを使って製造しているもので、同社の新たな課題となっている。Teslaによると生産量は6月初めの段階で約40%需要を下回っていたが、その後は会社史上最高の実績(受注、出荷共)をあげている。
Teslaは2017年後半のModel SとModel Xの出荷台数は、前半を越えると予測している。なおQ2の生産台数は2万5708台だった。さらにTeslaはModel X車の展示および試乗用車両を大幅に増やしたと言っている。一部のショウルームに車がなかったことを受けたものだ。同社は、Model Xの生産能力が劇的に向上し、生産ラインの「初期品質問題」は「ごく稀」にしか起きていないことにも言及した。
Teslaの出荷台数は、車両が物理的に顧客の手に届き、書類手続きもすべて完了しているものを数えている。 また同社は7月28日からModel 3を最初の購入者30人に出荷すると発表した。最初の正式量産車は今週金曜日に完成する。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )