Teslaの元従業員で、同社を解雇された後に訴訟されているMartin Trippという人物が、破損しているとされるバッテリーの写真とTeslaのバッテリー工場の運用不備についてツイートした。CNBCが最初に報じた。
自らの主張を裏付けるべく、Trippは破損した欠陥バッテリーセルを搭載した車両の識別番号の写真を投稿した。
「以前にも述べた通り、これらの主張は虚偽であり、Tripp氏は自ら発言した安全に関する主張の知識すら有していない」とTesla広報はメールでTechCrunchに伝えた。「破損したセルがModel 3で使用されたことはなく、掲載された識別番号の車両はすべて安全なバッテリーを搭載している。何よりも、Model 3でバッテリー問題は一度も起きていない」
あるツイートでTrippは、Teslaが廃棄物やスクラップをGigafactoryの屋外駐車場やトラックに保管しており、温度管理された倉庫で保管していないことの証拠だと主張する写真を載せている。
Teslaは6月にTrippに対して100万ドルの訴訟を起こし、TrippがTeslaおよびCEO Elon Muskを妨害する目的で情報を漏洩したと主張した。Trippはその後米国証券取引委員会に対して公式内部告発書を提出し、会社は投資家を欺き顧客を危険にさらしていると主張した。