Tinderが初めて米App Storeのトップセールスカテゴリで1位にランクインした。
App Storeでのトップ獲得は、スワイプしなくても誰がいいねしたかわかる機能を備えたTinder Goldの世界的リリースが関係していると思われる。
Tinderのマネタイズに対する試みは、2015年のTinder Plusローンチから始まった。Tinder Plusでは誤って左にスワイプした場合に「Rewind(巻き戻し)」ができ、「パスポート」機能を使えば現在の位置から離れた場所も検索に含めることができる。
Tinderはフィードに広告を掲載するなど、新たな収益モデルを追加した。Tinder Plusには、Super LikeやTinder Boostなどの有料会員限定の機能がいくつかある。Super Likeを使うと自分のプロフィールに青い大きな星がつき、スワイプする前の相手に対して、あなたがその人を本当に気に入っていることを知らせることができる。一方、Tinder Boostは他のユーザーをスキップして、相手のフィードの最初に自分のプロフィールを表示できる。
ここ1カ月Tinder Goldは一部地域で試験運用をしていたが、8月29日火曜日、同社はTidner Goldを全世界に向けてリリースした。そして水曜日、TinderはApp Storeのトップセールスカテゴリで首位を獲得した。
[ 今日、Tinderは世界一収益を上げているアプリになった ー ほら、サブスクリプションはいつか来ると言っただろう ]
App Annieによると、動画や音楽ストリーミングアプリなどと一緒に、デーティングアプリは昨日(現地時間8/31)最も収益を上げたiOSアプリトップ15の3分の1を占めた。また、Tinderは1日あたりの収益において、2017年の全期間iOSアプリのトップ15に入っており、7月と8月にはトップ10に入り込んだ。