Trelloにニュースフィード機能が登場、通知機能も改善

Atlassianが提供する、人気のあるカードベースのプロジェクト管理サービスであるTrelloに、今日(米国時間4月24日)少しだけ改良が加わった。

これまでは、Trelloとは、カードとそれらのカードを貼り付けるボードのことだった。しかし、そのことはまた、パワーユーザーたちが次に手がけるものを探すには、複数のボードの間を渡り歩かなければならないことを意味していた。今回Trelloが提供を始めたのは、ユーザーが自分のTrelloチームの中で起きているアクティビティを把握しやすくするための、パーソナライズされたニュースフィードである。

「あなたのTrelloチームのアクティビティのニュースフィードが表示されることで、ホーム画面には必要な情報が、必要なときに表示されることになります」とTrelloは本日発表している。「情報が自動的にあなたに届くようにしておいて、自分のペースで閲覧できるようにしましょう。個々のボードを渡り歩くこと無く、チームの他のメンバーが何をしているのかを知りましょう」。

ニュースフィードには、「Up Next」(次のアクティビティ)や「Highlights」(話題のアクティビティ)のようなセクションがあり、プロジェクト内で起こっていることをよりよく理解することができる。同社によれば、ホームフィードは、締切日、すぐに知るべき緊急性の高いカードアクティビティ、そして「席を外している間に、参照している各ボード上で起きたことのすべて」を基準して構成されるということだ。このフィードをチーム毎にフィルタリングすることも可能だ。

他に加わったTrelloの新機能は、通知機能の改善である。今回の変更によって、通知を通して任意のカードの締切日を変更したり、通知を止めたりすることが可能になった。さらには、各アラートに対して「既読」または「未読」マークをつけることもできるようになった。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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