Twitter、ツイートの分析データを全ユーザーに無料で提供

Twitterは、ユーザーのツイートに関する相当詳しい実績、分析データをAdsダッシュボードで提供開始した(TNWより)。これは、より多くの人々(個人を含む)にTwitterのAdsプラットフォームを認知させ使用させることが目的と思われる。新しい無料分析ダッシュボードを使うと、誰でも自分のツイートに関するお気に入り、リツイート、返信の数などの実績データを見ることができる。「Best/Good/All」に分けたランキングも表示できる。

私がかなりダメなTwitterユーザーであることを教えてくれたのはともかくとして、サードパーティーのツール等を使わずにリーチやエンゲージメントの状況を知りたい人には最適のツールだ。Twitterについて知っていると思っていたこと、例えば、お気に入りや返信の数では良い成績のツイートが、リツイートに関しては全くダメ、あるいはその逆の場合等を明らかにしてくれる。

全データはCSVでダウンロードできる。また、ツイート中のリンクを何人がクリックしたかもわかるので、Twitterによるエンゲージメント促進効果を正確に測定したい人にとっては実に有用だ。これらすべてがマーケターにとって宝の山に見えるが、私のダッシュボードに集計されたデータにはいくつか不足している点もあった。

これらは以前、Twitterに広告の出稿を予定している企業ユーザーに提供されてきたものだが、広告部門が持っているデータを全員が利用できるようにするのは、全体の売上計画に好影響を与える良い方法だ。個人ブロガーや「ソーシャルメディア専門家」たちは、安定的収益という意味ではさほど大きくはないが、積み重なればTwitterの売上増につながるだろう。

本機能を利用するには、ads.twitter.com に行ってTwitter認証した後、ページ上部の「Analytics」をクリックすればよい(Twitterの広告サインアップ手続きは必要ない)。
[訳注:訳者のアカウントには 「Analytics」が表示されなかったので、まだ全員に行き渡っていないのかもしれない]

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(翻訳:Nob Takahashi)