Twitterでライブビデオを公開することがこれまでよりずっと簡単になる。明日朝、TwitterはライブビデオのAPIを公開する予定だ。これによりプロ用の映像機器とTwitterを接続した高品位のライブビデオ・ツイートが可能になる。新APIは現行のPeriscope Producerよりずっと強力な機能を備えている。
先週、新APIについてThe Informationが記事を掲載した。その後の取材でTechCrunchはローンチの期日が明日朝であることを確認した。またTelestream,、Wirecast、BrandLive、Livestream Switcherその他がAPIのパートナーして参加しており、メディアがAPIを利用するのを助ける。Twitterはその内容について詳細を明かすことを避けた。
情報源によると、Twitter’s Live APIは昨年4月にスタートしたFacebook Live APIとほぼ同様の機能でプロ用放送機材とソーシャルネットワークの接続に用いられる。このAPIを用いることで大型ビデオカメラ、ビデオ編集ハードウェア、デスクトップ・ビデオ編集ソフト、衛星中継バンその他から直接Twitterに映像を投稿できるという。
Periscope ProducerはOBDやWirecastのようシステムからビデオを投稿する場合のポータルとなるURLを提供するだけなのに対してはるかに強力だ。ただしPeriscope Producerの利用には高度な技術的知識や準備が必要ないのでセミプロやビデオ・ブロガーの利用には便利だ。【略】
Twitterはその本質が「現在」をリアルタイムで伝えることにあるため、Facebook、Instagram、Snapchatいずれと比べてもrライブビデオのホスティングに適している。Twitterの欠点は映像表示が小さいことだが、新しいAPIはこれを補って「第2のスクリーン」を提供するものだ。これは各種コンテンツ・クリエーターやパブリッシャーなどプロ級のユーザーを惹き付けることになるだろう。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)