TwitterとTweetDeckで一部環境で不具合が発生

Twitterで再び不具合が発生した。アジアとヨーロッパのTwitterユーザーのユーザーは米国時間10月2日の朝、特定の種類のコンテンツをツイートしたり閲覧する際に、さまざまな問題が発生していることを報告した。

報告によると、特定のタイプのコンテンツ(投票やメディア)が投稿できないとされているが、少なくとも一部のユーザーはテキストのツイートを投稿できている。

他のケースでは、ユーザーは自分のツイートにたいする最新の返信が見られない。TechCrunchのNatasha Lomas(ナターシャ・ロマス)記者の場合、Twitterのデスクトップ版では最新の返信が見られないが、(古い)iOS版では見ることができる。

一部のユーザーは、Androidでの投稿に問題があるとも報告している。また、トレンドトピックもダウンしているようだ。

Twitterの広報担当者は問題が発生していることをTechCrunchに対して認め、@TwitterSupportのツイートによりTwitterとクライアントのTweetDeckにも問題が発生していると伝えている。

この問題は、ツイートだけでなく、ダイレクトメッセージの閲覧にも影響を与えている。

「我々は現在問題の修正に取り組んでおり、近いうちに正常に戻る予定だ」とTwitterは付け加えたが、問題の原因についての詳細は明かさなかった。

この不安定な状況は、数ヶ月前のTwitterの大規模な機能停止に連なるものだ。

今年7月には、Twitterのサービスが1時間ダウンした。その際には「内部構成の変更」が問題を引き起こし、後にそれはロールバックされた。

また、同じ月にダイレクトメッセージに関する問題も発生した。

偶然なのかはわからないが、Twitterはこの夏、デスクトップ版の大幅なデザイン変更をロールアウトした。

Twitterの新しい 「Facebook風」の外観は人気があるとはいえない。ただ、デザインの変更が最近の問題の原因であるかどうかは、まだわからない。

Twitterのステータスページには、この件についての記載がない。現在は「すべてのシステムが動作している」と報告されているが、これは明らかに事実ではない。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

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TechCrunch Japan

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