Twitterはトランプ氏が新型コロナで死ぬことを願っているツイートの削除をユーザーに要請

ドナルド・トランプ大統領の新型コロナウイルスの陽性が判明したニュースが駆け巡ったあと、同ウイルスによって引き起こされる病気で大統領が死ぬことを公に願ったツイートが、この24時間の間にTwitterを賑やかな場所にした。ある投稿は微妙なニュアンスで、またあるものはより直接的な内容だった。

Twitterは、トランプ大統領に限らず誰に対しても死や重篤な身体的危害や致命的な病気を願ったり、希望したりするツイートを許可していないことを人々に注意喚起を出した。Twitterは米国時間10月2日、「このポリシーに違反するツイートは削除する必要がある」とコメントしている。しかし、これは自動的に削除するということを意味するものではないことも明らかにした。自動的に対処される誤報していたサイトもあった。ユーザーアカウントが停止されるという意味ではない。

Motherboardは、Twitterの声明を引用して、ユーザーアカウントが停止になると報じた。これはTwitter自身の公式声明とは少し異なる。

トランプ氏は10月2日の夜、妻のメラニア・トランプ大統領夫人とともに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことをツイートした。ホワイトハウスの医師ショーン・コンリー氏は10月2日に、新型コロナウイルスとしてより一般的に知られていることが多いSAR-Cov-2ウイルスの陽性結果を確認するメモを発表した。トランプ氏は、数日間の治療のためにウォルター・リード医療センターに向かっていた10月3日の夕方、ヘリコプターに搭乗するところを目撃された。

この影響を受け。Nasdaq(ナスダック)を含む主要な取引所で10月3日に株式が暴落した。このニュースはすべての主要な米国の指数に下向きの圧力をかけたが、最も影響が大きかったのがハイテク株だった

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タグ:トランプ大統領、新型コロナウイルス、Twitter

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(翻訳:TechCrunch Japan)

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TechCrunch Japan

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