Uberの新CEO、New York Timesの取締役を辞任

最近就任したUber CEOのDara Khosrowshahiは、New York Times社の取締役を降りる見込みだ。

証券取引委員会への提出資料によると、Khosrowshahiは木曜日(米国時間9/6)に辞任の意向を会社に伝えた。Uberで新たな役職に就いたことが理由だ。前Expedia CEOである同氏は2015年以来New York Timesの取締役を務めていた。

「Khosrowshahi氏の取締役辞任の決断は、当社の経営、政策、慣行などに関わる不一致によるものではない」と資料には書かれている。Khosrowshahiは監査委員会および技術・革新委員会の委員を務めた。

Khosrowshahi氏は同社取締役会で唯一のIT幹部ではない。Pandoraの前CEO、Brian McAndrewsおよびFacebook傘下OculusのCMO、Rebecca Van Dyckの2人はいずれも取締役を務めている

New York Times紙は、Khosrowshahi氏のUberの新CEO就任について書いた記事で、同氏が自社の取締役であることを公表していなかったとして最近批判を受けた。同社は落ち度を認めているが、Khosrowshahi氏が取締役であったことはUberの記事に影響を与えていない、と語った。

New York Times社の株価は過去1年に53%上昇した

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。