今朝(米国時間5/15)CNBCの番組で、TechCrunchの親会社の親会社、VerizonのCEOがアメリカで新たに5Gサービスを展開する4都市の2番目の地域としてロサンゼルスを選定したと語った
VerizonのCEO、Lowell McAdamはアメリカにおける5Gネットワークの建設について「実現は一般に考えられているよりずっと近い。今年われわれは4都市を選んだ」と述べた。
McAdamはまたロサンゼルスはVerizonがアメリカで5Gネットワークを建設する4都市のうち2番めの都市になると述べた。「われわれは光ファイバーケーブルを5700万キロメートル分も買った。セルタワーに大量のデータを流すのに十分な量だ。5Gの多様なサービスに対応する帯域幅も確保していく」という。
また「Verizonは国際基準に合致したセルタワーを1000基建設する」とも語った。
McAdamは新しいネットワーク・テクノロジーを導入するにあたってもっとも熱心で協力的な自治体のリーダーとしてボストン市長の名前を挙げた。
Verizonは今年に入って5Gネットワーク建設をスタートさせることを明らかにし、カリフォルニア州の州都、サクラメントが最初の都市になるとした。
McAdamの発言からすると、5Gネットワークの導入は厳密なスケジュールに従って実施され、来年、2019年の第1四半期にはモバイル向けに先立って家庭内の固定デバイス向け5Gサービスが開始される。
この2月にAT&Tは5Gを導入することを決めた12都市のうち、アトランタ、ダラス、ウェイコの3都市が最初になると発表している。一方、Sprintが5Gを建設するのはカンサスシティー、フェニックス、ニューヨークの3都市からだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)