【抄訳】
最大のライバルがFacebookに190億ドルで売れたら、そいつを踏み台にしてでも、騒ぎに乗じて自分を売り出す好機だ。
モバイルメッセージングのプラットホームLineは、WhatsAppのライバルでとくに日本で人気があるが、こちらもグローバルな成長をねらっている。同社の主張によると、最近のWhatsAppの210分のサービス停止の直後24時間で、新たな登録ユーザが200万に達した。
WhatsApp自身も、買収のニュースの直後に新規ユーザが急増してダウンしたのだが、それに対しLINE Euro-AmericasのCEO Jeanie Hanは次のような、WhatsAppへの批判も込めた声明を発表した: “弊社の成長戦略には、ネットワークトラフィックの計画外かつ予想外の増加にも対応できる強力なネットワークを提供することがつねに含まれている”。
“弊社は安全でセキュアなプラットホームを、ユーザがそれをもっとも必要とするときに稼働できる形で提供できることを、誇りとする”、と彼女は敵の不幸を当てこするかのように述べている。
Lineによると、主要市場であるアジアを除いた北米、南米、およびヨーロッパ地区では、一日の新規登録ユーザ数200万は、通常ペース(約40万/日)の約5倍である。
Lineが11月に発表した数字によると、グローバルな登録ユーザ数は3億、今年の達成目標は5億である。最新の登録ユーザ数は3.6億だが、いわゆる月間アクティブユーザ数をLineはこれまで公表していない。対してWhatsAppは最近の月間アクティブユーザ数が4.65億で、一日のアクティブユーザ数は3.3億である。FacebookのMark Zuckerbergは、先日のMobile World Congressにおけるキーノートで、このサービスのアクティブユーザ数は遠からず10億に達する、と述べた。
【後略】
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))