今日(米国時間7/15)、Microsoftはすべてのベータ版ユーザーに対してWindows 10の新しいビルドを公開した。今朝の噂では、このbuild 10240はMicrosoftがOEM向けに提供するのと同じ製品だという。
われわれの問い合わせに対してMicrosoftは次のようなコメントを返してきた。噂を否定してはいないが、なるべく新しい情報を出さないよう慎重に考えられた文面だ。
これは最新のWindows 10のビルドです。われわれは製品版のローンチまだに、またその後もアップデートを続けます。われわれは製品をユーザーに届ける方法を一新しています。
つまりWindows 10は今日アップデートされただけでなく、おそらく来週も、正式発表の時点でもアップデートされ、さらにその後も頻繁にアップデートが続くということだ。それでもMicrosoftはこのビルドがOMEメーカー向けに先行配布される、いわゆるRTM(Release To Manufacturing)版であるかどうかには直接答えなかった。賭けろといわれれば、私はこれがRTM版だという方に賭ける。もちろん次のアップデートがRTM版だという可能性はある。
ともかくbuild10240がRTM版、ないしそれにごく近い製品であることは間違いない。Windows 10がどんな製品であるかを知るには十分なレベルの完成度になっているはずだ。そうでなかったらWindows 10の正式リリース版はバグだらけになってしまう。
Microsoftは新しいビルドについてあまり積極的に発言していないが、興味あるユーザーは誰でもダウンロードしてインストールすることができる。
Windows 10の正式公開は今日からちょうど2週間後(7月29日)に迫った。読者はアップデートの準備をすませただろうか? 秒読み開始だ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)