Windows 3.0のFile ManagerがオープンソースになりWindows 10でコンパイルできる

Microsoftが1990年代のFile Manager(ファイルマネージャー)のソースコードを公開した。Windows 3.0の上でわれわれ全員がドラッグしたりドロップしたりした、あれだ。コードはGithub上で入手でき、Windows 10でコンパイルできる。

File Managerは、multiple-document interface(MDI)を使って一つのウィンドウ内に複数のフォルダーを表示する。このインタフェイスはその後のWindowsでは大幅に変わったが、Windowsの初期の10年ぐらいはスタンダードだった。

オープンソースコミュニティへのこの小さなギフトはたしかに楽しいけど、嬉しくない人もいる。Hacker Newsの上でこう述べている人も: “Microsoftがオープンソースにするのは、ごみかまたはまったくメンテナンスされてないものばかりだ。著名なプロジェクトが二つメンテナンスされているが、ユーザーに断りなく勝手にテレメトリー(遠隔測定)をやっている。やめろ、というコメントが数百もあるのにね。われわれの情報がどこへ行くか分からないようなプロジェクトに、Microsoftの人気プログラマーScott Hanselmanも関わっている。顧客に対する乱暴な姿勢は、相変わらずだね”。

でも、この“ギフト”だけは、ただ単純に懐かしくて楽しいだけだろう。コンパイルした結果を@johnbiggsへのツイートで教えてほしい。それがちゃんと動くか、知りたいんだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa