WWDC:iTunes App Storeの登録アプリケーション数は150万超でダウンロード回数は1000億

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今年のWorldwide Developers Conferenceでは、App Storeについての報告の順序がいつもとは違って後回しとなっていた。ただし内容はいつもと同じで、いろいろと細かな数値を報告してくれた。まず登録アプリケーションの数は150万本となったとのこと。これはGoogle Playの登録アプリケーション数を上回る数となっている。ダウンロード数は1000億を超え、開発者たちの収入もこれまでの累計で300億ドルを超えることとなったようだ。

「開発者のみなさんの努力に感謝したい」とCEOのTim Cookは話していた。

ただし、成長の速度という面で見るとやや鈍化の兆しもあるようだ。Andreessen HorowitzのパートナーであるBenedict Evansのツイートによれば、開発者のこの12ヶ月間での収入は100億ドルで、これは昨年と同じレベルであるとのこと。

もちろんAppleにとって主要な収益源はハードウェアであり、App Storeからの収益に依存しているというわけではない。ただしアプリケーションやその他のサービスの充実は、消費者や開発会社などからの注目を得るために欠かせないものだ。そうした面での充実があってこそ、ハードウェアプロダクトも売れていくわけだ。巨大な存在となったApp Storeの成長へのテコ入れとしての役割も考えつつ、NEWSや新しい音楽サービスなどの投入を行なっているわけだ。

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アプリケーションのダウンロード頻度は毎秒850本のペースとなり、1人のユーザーは平均して119本のアプリケーションをインストールしているのだとのこと。こうした状況もふまえて、ディープリンクの実装なども行うようになっているわけだ。

過去のデータとも比較しておこう。2014年WWDCでは、登録アプリケーション数は120万で、ダウンロード数が750億だった。2013年のWWDCではアプリケーション数が90万でダウンロード数が500億だった。なお、ある調査によればGoogle Playに現在登録されているアプリケーションは143万本だとのこと。Google自身の公式発表では「100万本以上となっている。

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(翻訳:Maeda, H

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TechCrunch Japan

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